
【2026年版】電気温水器の賃貸での使い方は難しい?マニュアル代わりに初心者向けポイントを解説
賃貸のお部屋で、初めて「電気温水器」を使うことになり、不安や疑問を抱えていませんか。ガス給湯器とは見た目も仕組みも違うため、正しい使い方や注意点を知らないまま操作すると、お湯切れや電気代のムダにつながることもあります。
そこで本記事では、電気温水器の入居直後の初期設定から、毎日の上手な使い方、トラブル予防までをQ&A形式も交えてやさしく解説します。まずは基礎知識を押さえたうえで、具体的な手順やチェックポイントを順番に見ていきましょう。
これを読みながら操作していけば、今日から安心して電気温水器を使いこなせるようになります。まずは多くの方が気になる4つの疑問から確認していきましょう。
よくある質問(FAQ)

賃貸の電気温水器の基礎知識と特徴
電気温水器は、タンク内の水をあらかじめ電気ヒーターで温めて貯めておき、必要なときに取り出す仕組みです。ガス給湯器との違いを理解しておくと、使い方の工夫がしやすくなります。
この章の3ポイント
- 電気温水器は貯湯式、ガス給湯器は瞬間式という仕組みの違いがある
- タンク容量以上のお湯を一度に使うと「お湯切れ」が起こる
- 本体・リモコン・ブレーカーの設置場所を事前に確認しておく
詳しく解説していきます!
1電気温水器とガス給湯器の仕組みの違い
賃貸住宅でよく使われる電気温水器は、タンク内の水を電気ヒーターであらかじめ温めて貯めておき、必要なときに取り出す仕組みです。一方でガス給湯器は、水が通過する際にガスの炎で一気に加熱する「瞬間式」が一般的です。電気温水器は夜間など電気料金の安い時間帯にまとめてお湯を沸かすという特徴があり、光熱費の考え方も変わってきます。
2タンク容量と「お湯切れ」の関係
電気温水器は貯湯式であるため、タンクにためた分以上のお湯を一度に使うと「お湯切れ」が起こります。タンク容量の目安としては、一般に単身で約150L前後、2〜3人で約300L前後といった規模が紹介されることが多く、家族構成や入浴回数によって適切な容量が変わります。自宅のタンク容量を把握しておくと、入浴や洗い物の順番を考えやすくなります。
3本体・リモコン・ブレーカーの場所の確認
本体は玄関横の収納スペースやバルコニー、屋内の物入れなどに設置されることが多く、水漏れや点検の際には設置場所を把握しておく必要があります。分電盤内の「電気温水器用ブレーカー」の場所も事前に確認しておくと安心です。ブレーカーが落ちていると本体の電源が入りませんので、異常を感じたときはまず分電盤の状態を確認しましょう。
入居後すぐに行う電気温水器の初期設定手順
初めて電気温水器を使うときは、正しい順番で操作することが故障予防のポイントです。満水確認から試運転まで、順を追って確認していきましょう。
この章の3ポイント
- タンクを必ず満水にしてから通電する(空焚き厳禁)
- リモコンで運転モード・湯温・タイマーを設定する
- 初回給湯時は温度や色、におい、異音を丁寧に確認する
詳しく解説していきます!
1タンクを満水にしてから通電する
入居後に電気温水器を使い始めるときは、まずタンク内を必ず満水にしてから通電することが重要です。空の状態で通電するとヒーターの焼損など故障につながるおそれがあると、多くの取扱説明書に明記されています。給水元の止水栓を開き、給湯側の蛇口をお湯側にして勢いよく水が出れば満水の目安です。そのうえで専用ブレーカーを「入」にし、リモコンの運転を開始します。
2運転モードと湯温の設定
一般的な家庭用電気温水器では、用途に応じて給湯温度を約40〜60℃の範囲で選べるようになっています。深夜電力契約の機種では、安価な時間帯に自動で沸き上げを行うタイマー設定が組み込まれているため、現在時刻とタイマーの連動が正しいかを確認することが大切です。細かな機能は機種ごとに異なるため、取扱説明書に沿って設定しましょう。
3初回給湯試運転での安全確認
初めてお湯を出すときは、蛇口を少しずつ開き、急激な高温になっていないか、設定温度と大きく違わないかを確認します。「お湯がまったく出ない」「水が濁っている」「本体から異音や異臭がする」といった異常があれば、ブレーカーや止水栓の状態を確認し、改善しない場合は自己判断で分解せず専門業者や管理窓口に相談することが推奨されています。
賃貸で失敗しない電気温水器の上手な使い方
日々の使い方を少し工夫するだけで、お湯切れの防止と電気代の節約が両立できます。長期不在時の対応も含めて確認しましょう。
この章の3ポイント
- 入浴・洗面・キッチンの利用時間を分散させてお湯切れを防ぐ
- 深夜の沸き上げを活用し、日中の追いだきを控えて電気代を節約する
- 長期不在時は電源オフや水抜きで安全・節約の両立を図る
詳しく解説していきます!
- 1.お湯切れを防ぐ工夫
- 電気温水器は、深夜など電気料金が安い時間帯にまとめてお湯を沸かし、貯湯タンクにためておく仕組みが一般的です。入浴・洗面・キッチンの利用が重なると、タンク内のお湯が一気に減り途中で水になってしまうことがあります。入浴の順番を決めたり、洗濯の給湯時間をずらしたりして、同じ時間帯に大量のお湯を使わないよう意識しましょう。
- 2.電気代を抑える使い方
- 電気温水器の電気代は、家庭全体の電気料金のうち相当な割合を占めるとされています。深夜電力契約の場合は、安い時間帯にしっかり沸き上げを行い、日中は必要以上に追いだきや沸き増しをしないことが基本です。シャワーはこまめに止める、高温のお湯を使い過ぎないなど、少しの工夫で電気代とお湯の両方を節約できます。
- 3.長期不在時の準備
- 数週間以上使わない場合、電源を入れたままにすると不在中も自動で沸き上げと保温を繰り返し、無駄な電気代が発生するおそれがあります。取扱説明書の手順に従って電源を切るほか、必要に応じて貯湯タンクの水抜きを行うと、節約と衛生面・凍結防止の両方に効果的です。帰宅後は満水にしてから再度通電し、十分に沸き上げてから使用しましょう。
賃貸入居者が知っておきたい注意点とトラブル予防
電気温水器は所有者管理の設備であるため、自己判断での操作は避け、不具合時の対応や退去時の原状回復についても正しく理解しておきましょう。
この章の3ポイント
- 自己判断での改造・分解は行わず、必ず管理窓口に相談する
- 不具合時はブレーカー・止水栓・リモコン表示を順に確認する
- 経年劣化は所有者負担、誤操作による破損は入居者負担になりうる
詳しく解説していきます!
1自己判断での改造・分解は禁止
賃貸住宅で電気温水器を使用する際は、自己判断での改造や分解を行わないことがとても重要です。取扱説明書には、誤った操作や改造による感電・漏電・水漏れの危険性が明記されており、専門業者以外の工事は禁止とされています。設定変更や交換が必要な場合は、必ず管理窓口へ相談しましょう。
2不具合時の基本的な点検手順
お湯が出ない、温度が極端に低いといった不具合が起きたときは、まず本体や分電盤のブレーカーが「入」になっているか、止水栓が閉まっていないか、リモコンの運転・湯温表示に異常がないかを順に確認します。異音や焦げ臭さ、水漏れ跡がある場合は自分で触らずすぐに管理窓口へ連絡し、指示に従って対応することが肝心です。
3退去時の原状回復に備える
電気温水器の故障は、経年劣化など通常の使用による不具合であれば、原則として所有者側の負担とされることが多い一方、入居者の誤操作や不適切な使用による破損は負担を求められる可能性があります。日頃から本体の上に物を載せない、水濡れしたまま放置しない、異常を感じたら早めに連絡するといった基本的な扱い方を徹底することで、不要な修繕費の請求を予防できます。
まとめ
本記事の振り返り
- 電気温水器は貯湯式、ガス給湯器は瞬間式という仕組みの違いを理解する
- 初回はタンク満水を確認してから通電し、正しい手順で試運転を行う
- 入浴時間の分散や深夜沸き上げの活用でお湯切れと電気代を抑えられる
- 異常時は自己判断で分解せず、早めに管理窓口へ相談する
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